2008-04-04 第169回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
お尋ねの疾患につきましては、十年前、当時ですけれども、疾患を指定せずに下垂体機能障害というような幅広い概念で研究を促進していたものであります。その後、おっしゃるように、平成九年に、障害単位ではなくて疾患単位で研究を行うという方針が出されまして、その際に外れたものと承知しております。
お尋ねの疾患につきましては、十年前、当時ですけれども、疾患を指定せずに下垂体機能障害というような幅広い概念で研究を促進していたものであります。その後、おっしゃるように、平成九年に、障害単位ではなくて疾患単位で研究を行うという方針が出されまして、その際に外れたものと承知しております。
続きまして、下垂体機能障害について質問させていただきます。 私の知人で、中枢性尿崩症に苦しんでおられる方がおります。昨年六月の委員会でも質問させていただきましたが、そのときは、特定疾患の治療研究事業の対象のあり方は、さまざまな意見を伺いながら、引き続き検討を進めていきたいという答弁を得ました。再度、その件の関連質問をさせていただきます。
下垂体機能障害は、難病の四条件であります、まず希少性と、原因不明、効果的な治療法の未確立、そしてまた生活への長期にわたる障害、この四つの条件を満たし、そして、約三十年も前から、北海道とか栃木県、静岡県、和歌山県の四道県、さらには市町村におきましては、名古屋市が独自助成をしている難病であります。
御承知のように、四十八年以降、下垂体機能障害調査研究班が研究を続けられる中において、下垂体性小人症分科会を設けていただき、その中において成因、診断、治療方法等の研究を行っていただいておるわけであります。その中から出てきました成果をある程度すでに踏まえて現実に対応しておるわけでありまして、今後ともに努力してまいりたい、そのように思います。